「WBCって何?」と言う方もおられるかと思います。
WBCと言うのは、World Baseball Classicの略称でして日本語では「世界野球古典」みたいな意味ですね。
ここでClassicの意味がどういう意味なのかということも結構聞かれます。
クラシック=古典, 伝統的行事
という翻訳となるかと思います。
要するに、サッカーのワールドカップのように野球でも世界的な伝統行事をやりましょうということです。
WBCが始まったのが、2006年となり、記念すべき第一回大会がありました。その後2009年に第二回大会。以後4年に一度開催されることとなり、2013年が第三回目なのです。
ちなみに過去二回我らがサムライジャパンが全て優勝という栄誉を手にしています。
例年、日本・アメリカ・韓国で優勝争いです。
過去二回の大会ですが、名場面・珍場面があります。
第一回大会で、印象的なのが、福留選手の代打HRですね。
対 韓国での試合で不調でスタメンから外れていた福留がまさかの代打ホームランをやってのけますシビれましたね~この時は。
また、疑惑の判定もありましたね・・・・。
さて、2009年の第二回大会もそりゃもう面白かったです。
その第二回大会の名シーンはやっぱりコレですね。
イチローの延長回、決勝戦で決勝点となったタイムリーヒットです。
最終回である9回まで、日本はリードしていたのですが、まさかの9回裏の韓国の攻撃で同点にされてしまいます。嫌な予感がしたのを覚えています。流れが韓国側にあり、日本は負けるのではないかと。
しかし、2アウトランナーが2人いる状態で打順が回ってきたのは、イチロー選手でした。
イチロー選手はその大会を通して恐ろしいほどの不振でした。
私もリアルタイムで見ておりましたが、「打てないのではないか」と疑心暗鬼でした。
粘って粘って、全然前に飛びません。「やはり不振なのか」と思った第8球目、その瞬間。イチロー選手の理想的なセンター返し!
これが決勝点となり日本は優勝を飾りました。
この時は一瞬何が起こったのかわかりませんでした。そして物凄く鳥肌が立ったのを覚えています。
後にも先にもWBCでの名場面はそうないのではないかと思っています。